5G時代の今、改めて格安SIMについて考える

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2020年春、新型コロナウイルスの影響であまり注目を浴びることがありませんでしたが、日本でも第5世代移動通信システム(以下、5G)の提供が始まりました。

5Gの通信速度は理論値では現行の4Gの100倍以上となるとされており、2時間の映画をダウンロードするのに、4Gでは数分かかるものが、5Gでは数秒で完了すると言われております。

スマホやタブレットを普通に使っている(主にウェブブラウジングやSNS、動画視聴などに使っている)方であれば、まだそこまで5Gの恩恵を受けることはなさそうですが、今後、この高速インターネットを活用した様々なサービスが出てくることは確かだと思います。

5Gになることによって、毎月のスマホの料金はどうなるの?と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、現行の4Gの料金と比べて大幅に上がることはなさそうです(auの場合+1,000円/月程度)。

ただ、4Gの時からそうなのですが、大手キャリア(au、docomo、Softbank)の料金体系は、総務省からの度重なる値下げ要求があったために、非常に分かりにくくなっております。

従来から大手キャリアの通信料金は高いと感じている方もいらっしゃると思いますが、毎月の通信料金を下げる方法はないのでしょうか?あります。格安SIMに移行するということです。

今回は5G時代の今だからこそ、改めて格安SIMについてご紹介、考えてみたいと思います。

格安SIMとは・・・

格安SIMとは、大手キャリアから電波インフラを借りて通信サービスを提供している企業が発行しているSIMカードのことを指します。大手キャリアから電波インフラを借りて、独自のサービスを提供する企業のことを「MVNO」(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)と呼びます。

IIJmioやLINEモバイル、mineoなど一度は耳にしたことがあると思いますが、これらはいずれも大手キャリアから電波インフラを借りてサービスを提供しています。

なぜ格安SIMは安いのか

上記の通り、MVNO(格安SIM)は自前の電波インフラを持たないため、巨額の設備投資をせずに通信サービスを提供することができます。そのため、大手キャリアに比べ、通信サービスを提供する料金を抑えることができます。一方、大手キャリアは自分たちで電波インフラを整備、管理しなければならないため、その分のコストをユーザに転嫁しています。そのため、自ずと料金が高くなってしまうのです。

これまで、本当に安くなるのか?大手キャリアのようにいろいろなオプションや条件を満たさなければ安くならないのではないか?と思っていた方でも、なぜ格安SIMが安いのかということはご理解いただけたと思います。

格安SIMの通信料金

では、格安SIMの通信料金はどれくらいなのでしょうか。

私が契約しているIIJmioの料金体系は次のようになっております。

IIJmioのHPより引用、いずれも月額)

音声通話SMSデータ通信
従量1GB~1,180円480円
定額3GB1,600円1,040円900円
6GB2,220円1,660円1,520円
12GB3,260円2,700円2,560円
IIJmioの料金体系

auのピタットプラン 4G LTEは

<~1GB>1,980円/月~ <1GB超~4GB>2,980円/月~ <4GB超~7GB>4,480円/月~

ですので、格安SIMの安さをお分かりいただけるかと思います。

なお、他の格安SIM(LINEモバイル、mineoなど)も基本的な料金体系はほぼ同じと考えて差し支えありません。大きな違いとしては、独自のサービスがあったり、料金支払いでポイントがたまったりとなっております。いろいろな会社の料金以外のサービスを比較検討のうえ、契約していただければと思います。

格安SIMへの移行方法

では、大手キャリア、MVNO(格安SIM)のビジネスモデル、格安SIMの料金体系がわかったところで、実際に大手キャリアから格安SIMへの移行方法についてご説明いたします。格安SIMへの移行方法は大きく次の2種類があります。

①端末(スマホ、タブレット)、SIMカードを自分で調達、設定する
②大手キャリアのサブブランド(UQモバイルやワイモバイル)の店頭で契約する

①については、これまで大手キャリアで新規契約や機種変更を行っていた方にとっては、?となる方もいらっしゃるかもしれませんが、スマホやタブレットにはSIMフリー(特定の通信会社(主に大手キャリア)にとらわれることなく、様々な通信会社の通信サービスを利用できる)端末というものがあります。

①の方法で格安SIMへ移行するには

(1)SIMフリー端末を購入する(家電量販店や中古の端末を扱っているお店(GEOやBOOKOFFなど)で取り扱っています)。
(2)MVNO(IIJmioやLINEモバイル、mineoなど)とSIMカードのみを契約する(主に各社のHPから申し込みができます)。
(3)端末とSIMカードが手元に届いたら、端末にSIMカードを挿入し、APN設定を行い、利用を開始する

という流れとなります。

②については、大手キャリアで新規契約や機種変更をしていた時と概ね同じ流れとなります。

①については、(3)のAPNの設定(端末に挿入したSIMカードを使って通信を行うための設定)を行う必要がありますが、これまで大手キャリアで新規契約や機種変更を行っていた方にとっては馴染みがない設定かもしれません。しかし、ほとんどの格安SIMでは各社のHPよりAPNをダウンロード、インストールするだけだと思いますので、設定自体はそれほど難しいものではないと思います(私が契約しているIIJmioではこの流れで設定できます)。

なお、大手キャリアから格安SIMへ移行する場合でも、MNP(電話番号の継続利用)は利用することができます。

▲注意点

以上、格安SIMの概要から移行方法について簡単にご説明してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。もしかしたら、思っていたよりも簡単に手続きができるんだなとお思いになられた方もいらっしゃると思います。

ですが、一点だけ注意しなければならないことがございます。大手キャリアから格安SIMへ移行することで、キャリアアドレス(au、docomo、Softbankの携帯のアドレス)が使えなくなってしまうということです。

私もこの点がネックとなっており、完全に格安SIMへ移行できていない(auの契約を残している)のですが、もしキャリアアドレスをほとんど使っていないという方でしたら、よりスムーズに格安SIMへ移行できると思います。

格安SIMは5G対応しているのか

ここまでをご覧いただき、早速格安SIMに移行しよう!と思われた方、少々お待ちください。

ここまでのお話は基本的には4Gでのお話でした。

では、5Gのサービスを提供している格安SIMはないのでしょうか。

2020年9月現在、LinksMateという会社が5Gに対応したプランを提供しております。

ただ、冒頭申し上げた通りとおり、5Gの恩恵を大きく受ける人はまだ少ないうえ、5Gに対応している端末も少なく、通信エリアも狭いため、急ぎ5Gへ移行する必要はあまりない気がします。

5Gの環境が整うのには数年かかると思われますので、ひとまずは現在の料金プラン見直しということで格安SIMを検討するのが良いと思います。

私が契約しているIIJmioのリンクを貼っておきますので、よければご覧ください。

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