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1ヶ月半仕事を休職してわかったこと

2月の下旬から体調を崩して、1ヶ月半ほど仕事を休職してしまったんだけど、人生初の休職ということで、いろいろとわかったことがあった。

ということで今回は、仕事を休職するとどうなるか、休職してわかったこと、気づいたことを解説していきたい。

元の職場に戻れない(可能性が高い)

これはもしかしたら知っている人も多いかもしれないんだけど、ある程度の期間休職をしてしまうと、元の職場には戻れない可能性が高い。

具体的には、

・自社勤務の場合、もともといた部署、ないしはチームとは別のところに配属される
・派遣勤務の場合、もともといた派遣先とは違うところに派遣される

ということだ。

ちなみに今回自分も2週間休んだところで派遣先を変更するという話が出て、実際に4月からの派遣先が変わった。

もちろんこれはある程度の企業規模の会社に勤めている人の話であって、中小企業や人数がまだ少ないベンチャー企業に勤めている人はその限りではないかもしれないんだけど、念のため休職すると元の職場には戻れない可能性が高いということは頭の片隅に置いておいて損はないと思う。

休職中も社会保険料の支払いがある

これは実際に休職してはじめてわかったことなんだけど、休職中は産休や育休などと違って社会保険料の免除がない

つまり社会保険料の支払いがあるということだ。

もちろん健康保険に加入している人は傷病手当を受けられる(場合がある)から、給与の2/3は健康保険から下りはするんだけど、休職した月の分がその月に支払われるわけではないので、収入(給与)がない中で社会保険料の支払いをしなければならない

見出しの内容からは少し外れるんだけど、お金の面の関連で言うと、賃貸住宅に住んでいる人、あるいは住宅ローンを返済中の人は、言うまでもなくその支払いも発生する。

今後どんな病気(怪我)をして、何ヶ月休職するかなんて事前に予想できるものではないんだけど、今回の休職を通して、一定程度(最低給与の1ヶ月分くらい)の貯金は必要だと学んだ。

保険について考えるようになった

今回、不幸中の幸い、風邪をこじらせたということで落ち着いたんだけど、最初に病院で検査を受けたときには、リンパ腫(血液のがん)の可能性もあるということだった。

もしリンパ腫だったら、今後がん保険に入ることは難しくなるだろうし、入れたとしても病後何年間か経過してからの加入、保険料の高額化ということが考えられる。

また今回は幸い自宅療養で済んだんだけど、もっと悪い病気で長期にわたる入院となってしまった場合、高額な医療費がかかる。

これまで保険のことなんて全く考えてこなかったけど、今回の体調不良を機に保険について考えるようになった。

当たり前だと思っていたことに感謝するようになった

健康とか普通に働けているとか家族の存在とかって何事もなく普通に生きているとつい当たり前のことだと思ってしまうんだけど、今回体調を崩して、長期にわたって働けなくなって(収入を失って)、その間家族に支えられて、今まで当たり前だと思っていたことは決して当たり前ではないんだと思ったのと同時に、健康で普通に働けて家族が側にいてくれたことに心から感謝した。

これからも健康とか家族の存在とかに加えて、今まで自分が当たり前だと思ってきたことは本当に当たり前なのか考えたり、そうではない場合、そのことに感謝の気持ちを持ったりして生きていきたいと思った。

★本日のまとめ★

ということで今回は、一定期間仕事を休職するとどうなるのか、休職してわかったこと、気づいたことについて解説してきた。

安易に休職を考えている人はこの世にはいないとは思うんだけど、もし体調がすぐれない、仕事で心の状態が良くないなどする場合には、少し仕事を休んだ上で、休職するのではなく部署異動や転職といった手段を使って何とか休職は免れてほしいと思う。

また今回、健康は何よりも大事だということも改めて学んだ。

体調を崩している間は仕事も趣味も何もできないため時間を無駄に消費してしまう上、病院代がかかったり、休職にまで至ってしまうと上で解説した通り配置転換を余儀なくされたり、収入がない中で社会保険料の支払いをしたりしなければならなくなる。

体調を崩すことは文字通り百害あって一利なしなんだ。

自分を含め読者の皆様も新型コロナウイルスをはじめ病気にかからないように日頃から手洗いやうがいなどのちょっとした健康管理や、きちんと睡眠をとるといった基本的なことができているか、改めて自分の健康について考えるきっかけにしていただけると嬉しい。

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