2020年11月にWi-Fi6の無線ルータを我が家にも導入して、Wi-Fi5の無線ルータだった時と比べてどれくらいインターネットの速度が向上したかを検証した比較記事を書いたんだけど、このWi-Fi6の無線ルータに買い替えてから一つ不満があった。
ルータからの距離が近い所にいればインターネットの速度は爆速(休日の昼間でも下り310Mbps、上り250Mbpsほど)なんだけど、少し離れたりルータから対角線にある寝室に行ったりしてしまうと、途端に電波が届かなくなってしまうんだ。
自分はWi-Fiとかネットワークに詳しいわけではないので、素人ながらいろいろと原因を考えてみたんだけど、Wi-Fi5までしか対応していないiPhone 6を使っていると、ルータから離れたり寝室にいたりしても普通にインターネットに接続することができるので、Wi-Fi6の性質上の問題なのではないかと考えた。
そこでWi-Fiの中継器を導入したところ、ルータから離れたところや寝室でもWi-Fiに接続することができたので、今回はタイトルにもあるTP-Linkの無線LAN中継器RE200を紹介していきたいと思う。
RE200を設置する前の我が家の状況
まずはRE200を設置する前の我が家の状況を見ていただきたい。
リビングの端に無線ルータを置いているんだけど、対角線の洋室まで電波が届かなかった。
隣の洋室でも端の方に行くと届かないこともあった。

RE200を設置した場所
一番ネックだったのが左上の洋室に電波が届かないことだったから、部屋中央の廊下にRE200を設置した。

設置した結果
上記の位置にRE200を設置した結果、これまでWi-Fiが全く届かなかった左上の洋室で下り98Mbps、上り95Mbpsを計測した。
これだけの速度が出ていればブラウジングはもちろん、4K動画だってサクサク視聴が可能だ。

2点ほど注意点あり
以上のようにこれまでWi-Fiの電波が届かなかった所に電波がかろうじて届くようになっただけではなく、下り上りともに100Mbps近い速度が出たので、RE200を導入して本当によかったんだけど、2点ほど注意点もあるのでそちらについても解説しておきたい。
アプリでの設定はうまくいかない
説明書には設定用のアプリか設定用管理画面から設定するようにって書いてあるんだけど、アプリは説明書を作った後に更新があったのか、説明書通りの画面ではないし、設定もうまくできなかったので、設定用管理画面から設定することをおすすめしたい(無線LANの親機の設定をしたことがある方は馴染みがあるはず)。
SSIDの切り替えが面倒
RE200を経由したWi-FiのSSIDは「(無線ルータの親機のSSID)_EXT」になるんだけど(SSIDの変更は設定用管理画面より可能)、例えば我が家で言うと左上の洋室で使うために中継器の電波を使って、リビングでは親機の電波を使いたいという場合には、いちいちWi-Fiの接続先を手動で変えなければならない。
確かエレコムの無線ルータWRC-1167GHBK2-Sとかは中継器モードで使っても、親機のSSIDのまま使えた記憶があるので、切り替えが面倒な人はRE200でなくてもよいかもしれない。